∴ 茄子を使った煮物でごはん

来ましたねぇ、いよいよ曇ろうが雨降ろうが風が吹こうが
じめじめどんより暑い季節。
8月ど真ん中の東京は此の世に開いた地獄の蓋ですね、
産まれてからこっちずっと住んでおいて何ですが
夏にはいつにも増して本当にロクでもない土地になります（；゜д゜）


暑いけど野菜がいろいろ切れたのでチャリで買い出し。
夏バテで体調が悪くてもコレなら好物だし入るだろうという事で茄子とキュウリ購入
・・・両方ロクに栄養無い野菜ですね（＾＾；
まぁ何も食べないよりマシでしょう。

ということで今回は茄子・大根・じゃがいも・人参・高野豆腐・干し椎茸を使った
精進煮でございます。

夏の大根を煮るのは有る意味禁じ手とされていますが、
アレは大根メインで煮る場合という気がします。
えぐ味だの固さだのそんなモノは切り方と酒とみりんと砂糖でどうにでもなるので
気にしないで作る事にしましょう、やわらか食感は人参にでも任せときます。

暑い時期だし今回も多層鍋をスロークッカー的に使って
火の前に立つ時間をできるだけ短縮します。

出汁は糸切り昆布、今回は自分で刻んでみました。
この刻んだ昆布、それと干し椎茸は半日から～1日くらい水で戻してから煮ます。

同じ乾物でも高野豆腐は仕様にかかわらず使う直前に湯で煮て戻します、
個人的に大豆の油のにおいが気になるので。

茄子とじゃがいもは切って水に浸してしばらく灰汁抜きておきます。

昆布・椎茸を戻し汁ごと鍋に放り込んで火にかけ醤油・みりんなどで調味して味を見ます。
僕はカレーも煮物も精々20時間以内に食べる分だけ作るほうですが
夏なので味付けは気持ち濃いめ、砂糖も少し加えましょうか・
沸いた醤油の泡も忘れず煮切っとく方向で。

大根は厚さ5～7㎜くらい・人参は1.5ｃｍくらいでいちょう切にしたものを放り込んで煮ます。
固いながらも食べられるくらいに火が通ったらじゃがいもも投入、
しばらく弱～中火の間くらいで煮続けます・酒で味と風味を整えるのも忘れずに。

汁の細かい調味が済んで味が決まってから最後の最後に茄子と高野豆腐投入、
その後数分煮たら火を止め蓋をして1時間ばかり放置・できあがりです（＾＾


玄米入りごはんと自家製梅干しも添えてみました、
ホクホクのじゃがいもやトロトロの人参や茄子にも(　´-`)ｳｯﾄﾘ
大根にも上手く味がしみてます（＾＾
干し椎茸はもう少し大きめのカットにすれば良かったかも
ちょっと薄切り過ぎてもったいなかったかな。

でも夏の日のわりとシアワセな煮物でした。
あぁ(　´-`)ﾏﾝﾌﾟｸ